米裁判所、シズル社に差し止め命令 ニューウエイズ機密情報の使用を禁止
[ 2007/7/9 ]
ニューウエイズインターナショナル(米ユタ州、エリック・シー・ラーセンCEO)は、米ユタ州連邦地裁が5月25日、ニューウエイズの前オーナーらと彼らの新会社シズルインターナショナルなどに対し、ニューウエイズから持ち出したディストリビューター名簿など、機密情報の使用を禁ずる一時的差し止めを命令したと発表した。
この一時的差し止め命令は、ニューウエイズの前オーナーであるトーマス・モウアー・シニア氏と息子のトーマス・モウアー・ジュニア氏、ダリク・モウアー氏、さらに彼らが設立した新会社のシズルインターナショナルおよびスプラナチュラルを相手取った提訴を受けてのもの。
ニューウエイズが裁判所に提出した訴状によると、トーマス・モウアー・シニア氏は、保有していた全株式を投資会社で現オーナーのゴールデンゲートキャピタルに数億ドル規模で売却後、自身が脱税の罪で服役する前に2人の息子と共謀して、ニューウエイズのディストリビューター名簿や取引業者名簿、製品製法等の機密事項を新しいネットワークビジネス会社立ち上げのために流用したという。
(※詳しくは日本流通産業新聞7月5日号をご覧下さい。)