ハーバライフ、ニューウエイズ、ニュースキンなど米国系のネットワークビジネス企業や国内の製薬・食品・サプリメントメーカーなどで会員構成するＮＮＦＡジャパン（別称＝日本栄養・食品協会、４２００社の会員を抱える米ＮＮＦＡの関連団体で日本の会員数は８０社）はこのほど、健康産業業界紙記者で作る「健康・栄養食品記者会」に対し、米ＮＮＦＡのランディ・デニン会長による厚労省の事務連絡についてコメントを文書で送付した。
　同文書でデニン会長は、消費者への情報提供がないがしろになっている現状を改善する必要性について言及。消費者が健康商品を購入する際に健康効果についての情報を得る表示に関する基準がないため、厚労省に対して特定の伝統食や健康食品の原材料について販売者が製品のラベル等にヘルスクレーム（健康強調表示）ができる措置を講じるよう要請していくことを記している。
　ＮＮＦＡジャパンではデニン会長が中心となって会員企業の意見を集約した提言を作成し、厚労省に提出する方針だ。

（※詳しくは日本流通産業新聞6月21日号をご覧下さい。）