東京都は５月22日、未成年者に学生ローンで高額化粧品を購入させるなど特定商取引法に違反する行為があったとして、連鎖販売取引業のＬＯＧ（エルオージー、本社東京、山口和廣社長）とブライトライフ（本社東京、太田翼社長）に対し、５月24日から１年間、連鎖販売取引の一部を停止するよう命じた。１年間の取引停止は、都道府県の今までの処分で最も厳しいもの。
　また、同社の統括者５人と勧誘者７人に対しても契約締結時の威迫・困惑行為や、契約書面の不交付などで指示処分を行った。　
　両社は、06年３月に都が６カ月間の業務停止を命じた健康食品の連鎖販売取引企業、ウィーズインターナショナルの会員が設立した。書類上は別々の法人だが、事務所や従業員を同じくする同一法人だったという。

(※詳しくは日本流通産業新聞5月24日号をご覧下さい。）