国民生活センター 高麗ニンジンの健食をテスト 有効成分量にばらつき
[ 2007/1/19 ]
国民生活センターは1月10日、高麗ニンジンを主原料とした健康食品18社18商品について行ったテスト結果をまとめ、「有効成分量が銘柄により大きく異なっており医薬品との境界もあいまい」「4銘柄から残留農薬一律基準(0・01ppm)を上回る量の農薬が検出された」などと発表した。
今回の調査は、01年4月〜06年11月までの5年7カ月の間にPIO−NETに高麗ニンジンに関する危害情報103件が寄せられたのをきっかけに行われたもの。危害情報には「血糖値や血圧が急に上がった」「1週間発疹が出続け、下痢・吐き気の症状があった」などがあったという。