（社）日本訪問販売協会（事務局東京、鈴木郷史会長、（電）０３―３３５７―６５３１）は１月９日、東京・信濃町の明治記念館で『平成19年新年賀詞交歓会』を開催した。
　会の冒頭、鈴木会長があいさつに立ち、昨今の経済状況に触れ「戦後最大の好景気が続いているが、訪販業界を取り巻く環境は厳しい」と指摘。「お客様満足度の追求や顧客情報管理を綿密に行うことで、顧客との信頼関係を築くことが企業発展につながる」と締めくくった。
　続いて経済産業省の谷みどり消費経済部長が演壇に立ち、「企業生き残りのキーワードは個人消費をつかむこと」と話した。そのために、「製品の安全性を確立し、対面によるきめ細かなサービスが消費者との信頼を育む」という見解を示した。「健全な企業をサポートし、悪徳業者を抑えることで業界発展に力を尽くす」と抱負を述べた。
　会の後半は懇親会を実施、会員企業や業界関係者約１９０人が懇親を深めた。