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東京都生活文化局 消費生活部取引指導課 柴田義之副参事 インタビュー後編

[ 2006/12/12 ]

(前編からの続き)

――東京都消費生活条例の改正作業が進んでいます。そう遠くない時期に改正されると思いますが、改正条例が施行されると、仕事の幅などはどのように変わってくると思いますか。
 最近非常に悪質な取引が目立ってきています。お年寄りとか、わざと弱い者をいじめるというのか、そういう事業者が増えてきているといいますか、目立ってきているのかもしれません。そういう実態について厳しく取り締まることができる形を取らせていただいて、そこからまた悪質事業者を排除していくんだという気持ちです。
 つまり、悪質事業者を排除することによって、逆に良い事業者は安心してモノが売れるし、消費者も安心してモノが買える。そうすることによって、安心で健全な市場そのものを作り上げていくことを大きな目標として、現在は新たな条例改正に向けて作業をしているところです。
――こういう気持で、こういう信念でやっていきたいとの方針みたいなものはありますか?
 健全な都民の方が、普通にモノを買おうと思ったときに泣きを見るような社会、そうした社会を作ってはいけないと思います。
 ですから、そういうものは排除しなければいけないということ。皆さんがいつもニコニコしながら、安心して暮らせるような舞台作りはやらないといけないだろうなと考えています。ひいては、それが市場の活性化にもつながる話なのですが、私どもは市場の活性化というよりは行政という立場で、都民の方が本当に安心して、安全な取引ができるということ。
 本当にまじめな都民の方、とくにお年寄りとか、不幸にしてなんらかの障害を負ったために判断ができない方、社会的な弱者といいますか、そういう人たちが平穏に暮らせる社会、そうしたものをやはり目指していきたいなと思っています。
――ありがとうございました。
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