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ヤマノホールディングス 訪販子会社苦戦 子会社売却も示唆

[ 2006/12/11 ]

 M&Aによる事業拡大を図り訪販企業などを多数傘下に持つヤマノホールディングス(ヤマノHD、本社東京、石塚三郎社長、電03-3376-7878)は12月4日、傘下の丸正(本社東京)、堀田産業(本社東京)と合同で、07年3月期の中間決算説明会を開催、子会社の中間期業績などを明らかにした。
 呉服訪販などを行うヤマノリテーリングス(本社東京)の06年9月中間連結業績は、売上高が前年同期比13.8%減の53億7200万円に、経常利益が同94.9%減の600万円に、それぞれなった。中間純損益は前年同期の5000万円の黒字から1億3400万円の赤字に転化した。
 過量販売報道の影響を受け、単体の中間期売上高も17.2%減の34億8000万円と苦戦した。前年同期に7000万円だった経常利益はゼロ円に減少した。
 健康機器のネットワークビジネスを展開するロイヤルコスモ(本社東京)の06年7月中間売上高は前年同期比21.5%減の14億4700万円、経常利益は14.8%減の2300万円となった。中間純損益は2800万円の赤字(前年は700万円の黒字)となった。
 化粧品でNBを展開するエックスワン(本社東京)の06年8月中間売上高は前年同期比9.4%減の13億8700万円となった。ただ、損益面はやや改善し、経常損失は前年同期比2500万円損失減の1700万円に、中間純損失は2700万円損失減の1900万円になった。
 決算説明会ではヤマノHDの山野彰英会長が今後の方針について語り「ヤマノグループとしてのシナジーがどうしても出ない企業については子会社の入れ替えなども必要」と子会社売却の方針を示唆。現在、子会社5社について売却を検討していることを明かした。
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