04年10月の正式開業から２年。シナジーワールドワイド・ジャパン（本社東京、電03-3222-8555）のゼネラルマネージャーとして今年7月、ベン・Ｓ・マガレイ氏が就任した。同氏は米ニュースキンエンタープライズで約11年間勤務したキャリアを持つ。マガレイ氏に就任の経緯や今後の展開について聞いた。

――ゼネラルマネージャー就任の経緯について。
　マガレイ　シナジーの役員の一人から「創業者のダン・ヒギンソン社長にぜひ会って欲しい」という誘いを受けた。面談の際には恐らく「メガマッチプランのことや製品の素晴らしさについて、強く訴えるのだろうな」と思っていたのだが実際はまったく違った。
　ヒギンソン氏は、ビジネスやお金のことにはまったく触れず、自分の価値観や創立者としての考え、さらに「リーブ・ア・レガシー（生きた証を残す）」といって、シナジーがこの世の中や業界にどういった違いをもたらすことができるのかということについて話してくれた。
　それまで私は、経営者というのは売上に最も興味があるに違いないと思っていたから、ヒギンソン氏の話は余計に心に響いた。そこで、この会社について研究したところ、調べれば調べるほど、会社の高い将来性を強く感じた。

（以下、全文は、日本流通産業新聞11月9日号に掲載されています）