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ニューウエイズを元トップ会員が損害賠償求め提訴 ストックオプション問題がとうとう訴訟に発展

[ 2010/8/12 ]

 ニューウエイズジャパン(本社横浜市、戸田廣美社長)の元上位会員2人が6月4日、「ニューウエイズがストック・オプションについて、不実告知、不当表示などをして大々的にあおったために被害を受けた」として、ニューウエイズやオーナーのゴールデン・ゲート・キャピタル(GGC)など法人7社、個人7人を相手どり、総額3億円の損害賠償を求める訴えを横浜地裁に起こしていたことが明らかになった。
 提訴したのは、ニューウエイズジャパンではトップリーダーにあたる元クラウン・ダイヤモンドの野波眞美子氏と柴冨哲也氏の2人。柴冨氏は、07年のジャパンコンベンションで「ディストリビューター・オブ・ザ・イヤー」を授与された実力者だった。野波氏は08年11月14日に、柴冨氏は同年9月4日に退会している。
 両者が訴えたのはニューウエイズジャパンや米親会社、GGCなど関連会社7社に加えて、ニューウエイズジャパンの戸田廣美社長や米親会社のエリック・ラーセン元CEO、GGC代表者のプレスコット・アッシュ氏ら個人7人。
 訴状によると、原告の野波・柴冨両氏は、自分が築いた人脈を通じて知った会員に対し、ニューウエイズ以外のネットワークビジネスの勧誘をすることへの妨害を止めるようニューウエイズに求めている。
 さらに、オーナーのGGCが主導して始めたストック・オプションについても言及。実際には、GGCと同じ株主になる権利ではなく、曖昧、かつ難解な行使条件が付いていて、GGCが恣意的にその権利内容を変更・減殺することができるもので、「到底、ストック・オプションと呼ぶことのできない欺瞞的な権利だった」と非難している。
 これが金融商品取引法、特定商取引法、独占禁止法、景品表示法などに違反するとして、野波氏は1億円、柴冨氏は5000万円の損害賠償を要求。さらに、ニューウエイズの業務妨害行為によって生じた損害賠償金として各7500万円の支払いを求めた。
 この訴訟に関する本紙の質問に対し、ニューウエイズジャパンからの回答はない。
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